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どるとるの部屋


[3044] あしたの今日も僕らは笑ってる
詩人:どるとる [投票][編集]


名もないその花に名前をつけたのは
ほかの誰でもない僕や君でしょう

自信なんかまるでありはしないけど
なんとなく
それに二人で名前をつけてみた

僕は君を名前で呼んで
君も僕を名前で呼んで
いつの間にか 僕と君という名前の花の真ん中に小さな花が一輪咲いた

今日も当たり前に僕らは笑い そして
当たり前みたいに泣くんでしょう
そして不思議なくらい強い絆で何度すれ違っても また同じ場所で笑う


きりがないね
お互い懲りないね
今日もまた
喧嘩したけど
今日も僕らは
相変わらず
バカみたいに
気づきゃ笑ってる
多分そんな繰り返しでいつまでもいいと思う
だって喧嘩して仲直りするたびに僕らの絆は強くなるから

あしたもまた喧嘩してもちゃんと最後には仲直りしようね
人間だから間違えることだってある
泣き虫と言われても仕方ないけど
泣かずにはいられない時だってあるのはわかってるから
あまり無理はしないでお互いやっていこうよ

今日もあしたも僕らは僕らでしかないからさ
うまくやろうとなんてしなくていいから
それよりずっと大事なはずの優しさと愛をいつも忘れないで

いつだってあなたが笑っていられますように 僕はない頭ふりしぼって毎日それなりに考えているんだ

不器用だっていい
ほかの誰かに何を言われたって構わない
僕らは僕らのやり方で 毎日笑ったり泣いたりしよう
大切なものはいつだってすぐ傍にあること忘れなければ
あしたの今日も僕らは…
泣いてもいいさ
弱音吐くのが普通さ
僕がいるよ
僕がいるじゃないか
君には

あしたの今日も僕らは ただ当たり前に笑いあって 喧嘩してもそれとなく寄り添えば いつものように
ばかばかしい話さえ
楽しく 語り合える

特別なものないかわりに当たり前なものがここにある
それはなんて素晴らしいんだろう
もう離したくない
もう離れたくない。

2011/07/04 (Mon)

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