詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕はどこの誰で なんの目的でこの世界に生まれてきたんだろう
君は一体どんなふうにしたらそんなにうまく生きれるんだろう
まだ生まれてから
20年くらい生きただけでちらつく絶望
駅のホームに立てば
このまま ホームに入ってくる電車に飛び込んでしまおうかな
そんな事を考えるこの頃 僕は独り 誰も味方なんていないんだな
なんとなくで生きて
ただそれだけだって
ある程度の悲しみは生きていればつきまとうから 簡単に死にたいといっても死ぬにも勇気がいるから
結局はいつもいつでも無駄に生きてしまうんだ
何度も何度も ふりきってきたけど 思い詰めるとまた 死にたくなってしまうんだよ
何が不満ってわけでもないのだけど
ただ 僕はこの世界にいる意味が わからない 意味が見つからないから自分の存在が無意味なものだとどこかで思ってる
もっと世界にはたくさん苦労している人はいるけど 僕には僕の悲しみや苦しみしか見えないんだ
このまま 少し痛みを我慢すれば 死ぬことなど簡単にできるのに
どうしてもどうしても
踏み出せないその一歩
今日もまた夜が来て
同じ考えに沈むけど
気づけば くだらない事で笑ってる僕に気づいて 昨日の涙が嘘のように 精一杯生きてる僕がいる
いいじゃないか
人からバカだって言われたって 僕は僕の悲しみを誰より知ってるから
僕は僕を全力で守る
誰にも僕の存在を否定することはできない
だから僕が僕の存在を否定することもできない
人は自分の存在を認めることではじめて存在できる存在なんだ
僕はここにいるよ
ねえそこから見えるかい?
青い地球の片隅で
手を振る僕の姿は小さいけど
神様 もう少し 生きてみます
あなたがくれたこの時間をもう少し 愛せるように
拝啓、神様へ
拙くはありますが
どうか僕の思いを
聞いてください
そして今日も生きてる僕の今を見てください。