詩人:どるとる | [投票][編集] |
こころをとおして
つたわるいたみが
むねをえぐる
かなしみにかわる
こころをとおして
つたわるやさしさが
むねをくすぐる
よろこびにかわる
こころをとおして
つたわるしあわせが
むねをなでる
かぜになりふく
こころをとおして
つたわるかんしゃが
むねにおちて
かんしゃのことばにかわる
こころはいろんなきもちやおもいのとおるみち とおりみち
かなしみもよろこびもかんしゃのきもちも いたみもやすらぎもすべてこころのみちをとおって むねにある こころに たどりつくのさ
そして こころはとどいた いたみややすらぎに さまざまなきもちやおもいがまた ぼくの ひとみやあたまにあるのうみそにゆきつき ぼくはさまざまなおもいやかんしゃを いだくんだ
ひとりじゃ かんじないきもちもたくさんある
きずつけあって
はじめてわかる
よろこびもある
しあわせがある
あいしあうだけでは
わからないなにかがある
だからきょうもあしたも ぼくの こころは かなしむことをしり よろこぶこともしり しあわせになることのすばらしさもしる
こころはすべてのきもちやおもいのとるみち とおりみち
いやなことばやいやなきおくも とおしてしまうのがこころだけど そんなことからも まなぶことはたくさんある
いたみやくのうをしらないひとにひとをあいしたり ひとにあいされたりするよろこびやしあわせなどわかるはずもないから
ひとのいたみをしってひとははじめてひとのいたみにきづく
ひとのやさしさをしってはじめてひとはひとにやさしくできる
こころは かがみであり われものだから
たまに ちょうしくるうけど なんどでもなんどでも しゅうせいはきくさ
きもちしだい
こころがけしだい
きょうも いろんなことばやおもいがとどくよ
そしてせかいじゅうのぼくやわたしたちはそのたび こころのありようをかいまみる。