誰かを憎む僕だって誰かを蔑む僕だってすべて僕だから隠さずに ごまかさずに 僕のすべてをさらけ出したら嘘などつかなくてもいいのにね 本当のことを嫌うこの世の中じゃ 素直な心は邪魔のようさ自画像のように見たままありのままの僕でいられたならどんなに楽だろう横顔に雨が降る愛想笑いでしのいだ雨などあとで悲しみに変わるだけああ 夜は長く伸びる僕は泣く声がかれるまで夜が明けるまで。
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