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どるとるの部屋


[3730] 空蝉
詩人:どるとる [投票][編集]


実態のない影につきまとわれ日々生きる僕らはいつか来る終わりに曖昧なものを感じてる

生まれ変わったら
何になろう
魚になったり
鳥になったり
一度きりの人生が
終わったら
その時は
その時は
きっと何度でも大好きなあなたのそばで僕も笑っていたい

空蝉が次に生まれる
命をまたこの世界にはこぶなら 僕は特別なことは望まずに当たり前な幸せを願うから

さあ もう一度 生まれよう

君と笑うため
陽射しのあたるこのベランダでまた笑うため。

2012/02/25 (Sat)

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