人ごみの中に紛れて 僕は似たような顔の中 似たような声を発する
ああ今日も疲れたな
慣用句があふれ出す夕暮れ
街の明かりを いくつも通り過ぎれば
なんだか ため息が出てくるよ
ああ涙がこぼれたら
言葉は役に立たない
慰めひとつで立ち直れるほど 簡単じゃない
ああ夢から覚めたら
現実はあまりにも退屈だ どんなに素敵な人生も 夢にはかなわない
だから涙がこぼれたら
痛いくらい抱きしめて
苦しいくらいキスをして
現実は美しいと言い切って
君の存在が光
今日も僕を照らしてる。
2012/02/27 (Mon)