いい詩を書くための詩人にはならない自分で好きになれるような詩を書くための詩人になりたい値段のついた詩を書くために詩人にはならない無一文 いくらにもならなくてもかけがえのない値段のつけられない そんな詩を書きたいいつも いつでも夜も 朝でも生まれるまえも死に絶えたあとでも詩人はうたうまたとない声で。
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