ぬっぺぽう ここに取り出しましたる巻物に 目鼻なき妖在り肉の塊と思しきその容姿 醜い中に愛らしさ在り果てしなき時経ち古寺に 鳴るはずもない鐘在り月も雲に隠れる怪しき晩 のそりのそりとあらわれて 人ぞ脅かしゃ ゆさゆさと躯揺らして わらってる。
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