詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいからこそ 笑うのさ
嬉しいからこそ 笑うように
強がらずには いられない
泣いても 何も始まらない
強くなれない僕らでも
強さを装うことはできる
どんなに弱い人にでも
強いられるのが人生だ
希望のドアを開けるには絶望という道を辿らなければたどり着けない
あたたかい晴れ間に出会うには悲しみというどしゃ降りにうたれなければ出会えない
希望のドアを開けてもまたその向こうには絶望や悲しみが待ち受けている
それでもその絶望や悲しみを通り過ぎたところに希望のドアは待っている
僕らはきりもなく
開いたり閉めたりする
そして再び笑えるその日を期待する
どんなに悲しくても必ず明日は晴れるだろう
どんなに辛くても
やまない雨はない
明けない夜はない
そんな希望を胸にして人は行く。