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どるとるの部屋


[3974] 明日が見えない
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


ほんの百年ほどの時間の中で
ここまで歩いてきたけれど
空を見上げても
目を閉じてみても
何も見えない
明日が見えない

なにがやりたいのだろう
なにになりたいのだろう
それさえもわからないのに
変われるはずもない

僕の瞳に映る漠然とした日々
手を汚し服を汚し
あとはなにを汚そうか?

繰り返し繰り返し繰り返される毎日が
辛くて悲しくてたまらなく惨めで
寝転がっても
うなだれてみても
何も見えない
明日は見えない

どこへ行きたいのだろう
どこに向かってるのだろう
何もかもわからないまま
大人になっていた

数億人の瞳に映る今日がどんなに苦しくても僕の瞳に映る今日に比べたらずっと
穏やかな気がするよ

繰り返し繰り返し繰り返される毎日は
なんのためにあるのかな疑問だけが積み重なってゆく
あがいてももがいても何も見えない
明日が見えない

後悔が僕を追い抜いていく
歳だけが僕から若さを奪ってゆく

川面を流れる葉っぱのように流れに身をまかせて生きることのできない僕には

明日が見えない。

2012/05/27 (Sun)

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