詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
夜空を見上げてみれば 沢山の星が 君を見下ろしているよ
見守るように
特技もなくて これといった力もないけれど
君を守りたい
君のそばにいたいよ
誓いを胸にして
僕は行く
夜空がつくりだした
ロマンスを拾い集めて ひとつひとつ消えてゆく足跡に気をとられながら 少しずつ費やす季節も輝いて
僕や君を 司る 金の光りに包まれて
どんな悲しみも 君の瞳の中で 静かに 新しい光りに変わる
そして 長い長い時の果てで 約束されたような二人は結ばれる
真っ白な愛のままに
瞳を閉じて 広がる夜空に導かれて
僕は見つめる 遠い夜空に秘められた物語を
口惜しくて 言いかけた言葉が 宙を舞い いつか 伝えるべき愛の言葉へと変わるよ
ああ 愛してる それだけを届けたい
それだけを言うために 僕は君の手を離さない。