詩人:どるとる | [投票][編集] |
世の中いろんなことがありますが
難しいことは僕にはわからない
ただね目の前に日々を飽きもせず積み上げてゆくだけだ
晴れのち雨のちまた晴れる それは繰り返されることだ
雨が降れば 傘を差して 雨がやんだら 傘をたたんで
口笛吹き鳴らして 歩いてゆこう とりあえずあの丘の上まで
世間じゃはみ出し者の僕だけれど
いつも大切なことはわかってるつもりさ
さみしくて 悲しくて 仕方ない夜も今までいくつもあったけど
季節を越えてまた越えて 飽きもせず風は吹きつけて 新しい季節のドアが 音もなく開く
おはよう ただいま
さよなら おやすみ
人の数より多くの言葉をささやいて
少し疲れたら眠る
そんな簡単な日々じゃないけれど
今日が雨でも明日も雨かもしれない
それでも明日は晴れるかもしれない
悩んでも迷っても結果は変わらないさ
とりあえず、歩こう
考えるより先に
いち早く笑えるように
今日のさみしさが
今日のせつなさが
明日も離れない
それでも、笑うよ
晴れのち雨のちまた晴れる空 そしてどんな日も日は暮れて
誰かの帰り道を夕陽が照らす 背中を押してくる あの真っ赤な空に 何かを教えられてまた僕はひとつ大人になる
さよならは言わないでおこう また明日とだけ 振り返らずに風に流すんだ。