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どるとるの部屋


[4202] 空気みたいな夜
詩人:どるとる [投票][編集]


あの空の青さが やがて 橙に染まる頃

僕は今日いちばんの笑顔に出会う

ドアを開けたら そこはもう夜の端っこ

真っ暗な あたりを 見渡し 思うのは
大体くだらないことなのに

空気のような 柔らかな声やしぐさに僕はためらいもせず 受け止める

日付が変わり 朝が瞳にも 訪れたら
僕はまた 「おはよう」を言おう

それまではね

空気みたいな朝を夢見て 眠る。

2012/09/01 (Sat)

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