ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > まなざし

どるとるの部屋


[4267] まなざし
詩人:どるとる [投票][編集]


傘を差して 雨粒を避けながら 歩く君の後ろをそっと見つめてる

僕は君の毎日に追いつけず 置いていかれる

どうしてそれほどうまく生きれるんだろう

僕にはできそうもないな そんなふうに笑ったりは

時に君を見つめる瞳が憎しみで曇ったり
時に君を見つめる瞳が涙で潤んだり

そして今日も僕の見つめる先で君がいっしょうけんめい生きてる

まなざしがぶつかった時 重なったとき
僕は気づかされるよ
自分の愚かさ 浅ましさ

アングル変えればほらね 景色も人も変わるんだよ 少しずつその憎しみを愛に変えられたなら

まなざしに優しさが
まなざしにぬくもりがともる。

2012/09/29 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -