詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
親から虐待うけていた人やクラスメートに虐められていた人
人間なんて勝手なものでしていた本人はすぐに忘れてしまうけどやられた人はずっと覚えている
傷跡が物語る 確かなあの日の現実が 今も僕を苦しめる
昔々の話でも 僕には何ひとつ昔話にはできないだろう
なぜなら、心に負った傷跡は時の流れも変えることはできないから
僕はずっと悲しいまま あの日を振り返る
だけれど前に進む勇気を少し振り絞って
今は今を見つめて
少しずつ笑って行こうよ
少しずつ顔を上げようよ
そこには思っているほど嫌な世界はない
青い空がある
きれいな景色がある
優しい人がいる
好きな人もいる
昔々と言われれば確かに昔話だけど それだけじゃない何かがあるんだよ
だけど忘れないでね
どんなときだって君を見つめる瞳が必ず傍にあること
生きていることも嫌になるかもしれない
叫んでみよう 泣いてみよう そうしなきゃ壊れそうだった
昔話はやめにして 今は今を生きよう
先の見えない新しい日々に過去は塗り替えられてゆく
そしてきれいなこれからが線路の先続く
君を照らす夕陽が
君を照らす朝陽が
あの日見ていた世界をこんなにも変える
昔話は昔話として 胸の奥に押し込めて
今は数え切れないほどの喜びを感じよう
沢山笑おう 沢山泣こう 目の前の優しい人に愛を誓おう
そしていつか僕も全て忘れて 憎しみを乗り越えて行けたら
素晴らしい。