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どるとるの部屋


[4406] 幸せに肩までつかりたい
詩人:どるとる [投票][編集]


幼なじみの彼女は
とても優しくて
気が利くメガネっ娘
今日もとても元気
笑った顔が素敵で
思わず照れちゃうよ
もうすぐ冬がこの街にもやってくるけど
同じ色のマフラーを買ってさ 友達にからかわれた

雪の降る白い道を君と二人 歩こうね

ああ 君が好きだよと僕が呟けば 君は頬を赤く染めて 小さく私もと言うよ

思わず抱きしめたくなるのをこらえて もじもじしてたら君が先に僕を抱きしめた

あったかいね
心もからだもぽかぽかさ

学校卒業したら
結婚しようと
決めたんだ

幼なじみの彼女は
今では愛する奥さん
今、台所で
夕飯の準備している

今夜は何かな
カレーの匂いしてるけど わざと聞いてみるんだよ
エプロン姿の君は一段とかわいい

特別なことなんて何もなくていいや
ただそばにいつでも君がいてほしい

そんなそんなそんな
ありふれた
幸せに肩までつかりたい

これから寒くなるから

あの日みたいにあたためて 心もからだも芯までぽかぽか 愛の熱 伝えて 伝えて

大好きさ

そして、言うよ
幸せにするよって
ああ特別なことなんてできないけれど
君がいつも笑えるように
君がもっと幸せになれるように

僕は何かを頑張る。

2012/11/11 (Sun)

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