詩人:どるとる | [投票][編集] |
思い出というプレゼントの箱が開くときよみがえる
大きなツリー 兄弟家族みんな集まって
大げさなほどはしゃいだクリスマスの夜
いつからだろう
こんなにさびしいクリスマスの夜を過ごすのは
心も寒くて凍えるほどジングルベルが なんだか切なくてみょうにむなしくて
大人なのにね涙が出てしまうよ
それでも僕の街にクリスマスが来たよ
自分の幸せ願うのもなんだから誰かの幸せ祈って おやすみ
街は賑やかな クリスマスカラー サンタのプレゼント待ちわびる子供たちが僕の横を通り過ぎてく
その手にはいつかの僕と同じように大きなプレゼントの箱を抱えてる
ママとパパのあいだにはさまれてとてもあたたかそう
見上げるとほら雪が降ってきた
少しだけ心が熱くなったよ
チキンとケーキでも買って帰ろうかな
少しだけ頬がゆるんだよ
メリークリスマス
誰にいうでもなく
つぶやいてみる夜。