詩人:どるとる | [投票][編集] |
夜明けの街 朝霧が包む道の彼方に 昇る朝日
朝焼けの街 ポツリポツリ灯りがつき始める
賑やかさがまた戻ってくる
自転車に乗って知らない街へ 出かけて行こう
電車に乗って 車に乗って 行き先は何処でもいい 手段は問わない
夜明け前は今 逃さないでその時を
はじまりは今 扉を開けて 光の射すほうへ
夜明け前が今 君の瞳に七色の今日を映す
走り出すなら今 靴を履いて 青い世界へ
もういっそ染まってしまおう
もういっそ溶け込んでしまう
そこにある朝に
そこにある幸せに
珈琲飲み干すように
それが例え最後のひと時でもまだ先は長くても変わらないさ
ただ、僕にはひとつだけ確かなことがある
今日はまだ始まったばかりだということ
ああそれだけで
心軽くなる。