詩人:どるとる | [投票][編集] |
悲しいのに 悲しくないふりしても 側にいる人にその悲しみが風邪のようにうつるんだ
悲しいのに 笑っても 悲しいだけだ 僕にまでその悲しみが痛い程伝わってくるよ
我慢なんかしないで
悲しいなら悲しいと言えよ
笑わなくていいから
泣きたいなら泣けばいいんだよ
誰がなんて言っても
僕の言葉に耳を傾けて 君をずっと見てるから
お願いだ 笑わないで 悲しみに涙を見せてごらん 心のままに
お願いさ 強がらないで 人はそんなに頑丈にできてないから
そして君の心の空に夜明けが来るまで
泣き続けて 悲しいと言えよ 素直な心だけはだけだして
そうじゃないと
そうじゃないと
心が風邪を牽くから
君に出す処方箋は
笑顔という薬です
少しずつ笑えますように 悲しいときには必ず飲んでね
いつかは 笑えますように 君の心の夜が明けますように
君に注射を打つよ
ぬくもりというワクチンさ
どうぞ、笑えますように。