詩人:どるとる | [投票][編集] |
本当の自分は誰だろう
日々変わっていく自分
まるで仮面をつけてる
みたいに泣いたり怒ったり
人生は思ってたほど優雅じゃない
時には理不尽なまでに痛めつけられることもある
だから涙の仮面を手放せない
今はまだ笑顔の仮面をかぶっていられるけどいつまた涙の仮面をかぶらなきゃいけないんだとヒヤヒヤしてる
冷たいこの仮面より心より冷たい涙が全身を凍らせるよ
不規則な調和のない乱れたワルツをおどってるようなもつれた生活のその中僕はただ泣いたり笑ったりするとき以外は素顔とはいえない仮面をかぶり自分を守るように隠してる
感情さえ引っ込めて
ワルツは続く
このまま
ちぐはぐに
不規則に
もつれたまま
絡まったまま
仮面をかぶった僕は
不気味に笑う
時々 声も立てず泣く
人形のようにただ
それだけは過剰なくらい規則的に。