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どるとるの部屋


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詩人:どるとる [投票][編集]


本を読んだら 言葉が頭の中にあふれる

景色を見たら 美しさが心の中に 絵となって浮かぶ

例えそれが形のないものでも あふれるイメージ

絶対的なもの、確かなもの そんなものはないに等しい

ただ、あなたが笑うから 心の中に浮かぶ楽しげなイメージ

絵にも描けないくらいの美しさ 幸せ 喜び 僕は感じてる

いつも 隣にある 側にある これがそうだよ

差し出したその手を握り返した 道の途中 ぬくもりがまた形のない何かを伝えて

そこに生まれるイメージ なんとなく なんとなく わかるんだ

それくらいでいい

僕は幸せだ この上なく だけれどうまく言えないよ

だから、君の側にいて その形のないイメージが やがて形をなすその時を死ぬまで
待っていよう

もしかしたら死ぬまでわからないかもしれない

でもわかるよ ひとつだけ

イメージならば届くんだ 雲の上も 夢の果てへも 僕は行ける

ありがとう
愛してる

小さな泡のような予感たちが肯けるのは見えないのにここにある
そんなイメージ

そこかしこにあふれるイメージ

気づいたら世界はばら色。

2012/12/15 (Sat)

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