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どるとるの部屋


[4516] シミ
詩人:どるとる [投票][編集]


夜が長く伸びて
猫の額ほどの
さみしさ押し寄せる

朝がやって来て
犬の小便ほどの
くだらない会話をする

少し贅沢で たまに安上がりな そんなそんな日々流れる 僕のすぐ横を

聳える塀のあちこち
壁や床や天井にある
シミのように日常にもところどころ見受けられるシミがあるよ

わかりにくいけど
人知れず悲しい
人知れず嬉しい

誰も。

2012/12/19 (Wed)

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