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どるとるの部屋


[4591] はじめての愛のうた
詩人:どるとる [投票][編集]


汚い字でも一生懸命書いた字のように
君のことをずっと好きでいたいのさ

一番にはなれなくても何かに向かって一生懸命走るように
君を愛していたいだけ

この思いはきっと
道端に転がってる
誰かが捨てた
空き缶や吸い殻に似て相手にもされず邪魔くさい
それでもあなただけはそんな僕でも愛してくれるね

いくつもの眼差しの中 ただひとつの愛がある
いくつもの足音の中に ただひとり優しい音色立てて 僕を抱きしめる人がいる

こんな気持ちははじめてだよ 心から人を好きになれた
ありがとう うれしいな
ずっと前からね こんな気持ちになりたかったのさ
君だけに伝えたい
君だけに届けたい
運命なんて大げさな気持ちにのせて歌いたい

はじめての愛のうた
躓きながらも
まっすぐに君をめざして この声は思いとなって ただひとりこの世界で 僕が愛すべき人のために

奏でよう 響かせよう
生まれて はじめての愛のうた

所々にある 間違いや傷跡さえも 愛してくれる君になら 捧げられる
目いっぱい不安がりながら自信のない歌声でも
僕はうたを歌うから

君が好きだ
ずっと一緒にいたい
単純な気持ちだけど
聞いてね 受け取ってね。

2013/01/02 (Wed)

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