ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 明日に向かって走れ

どるとるの部屋


[4652] 明日に向かって走れ
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


淡いソーダー色した季節が街を染めて
悲しみも今では遠くはるか向こうに見える
僕らは何も言わないまま 手を繋いでるだけで永遠を誓う

最初からなにもない
ここにはなにもない

鈍色の気持ちだけが
僕を突き動かす力
揺るぎない胸の鼓動

明日に向かって走れ
明日に向かって走れ
明日に向かって走れ
その先に待つ未来
ばら色に輝いて

振り向かず走れ
振り向かず走れ
振り向かず走れ
春の扉が開けば
桜の蕾も開いて

優しい人が笑うたび
僕も優しくなれる

行こう 雨上がりの虹が消えてしまうまえに

たどり着こう 誰もが自分らしくいれる
そんな 明日に。

2013/01/19 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -