詩人:どるとる | [投票][編集] |
離れては また 寄り添う命の不思議
今日も 消えそうに震えてる震えてる
何も 残らないよ 雨上がりには
誰かのさよならのあとには涙さえ嘘のよう
君がいくら 永遠を願っても 神様はそれを聞き入れてはくれず
大事な人さえ 突然にさらっていく さらっていく
空気椅子に座ってるようなものさ
そこには何もないのにあると思うだけで
全てが 片付いてしまう
少し曇った窓の向こう イメージ投げて
浮かべてみる 君の笑顔は 悲しそうに揺れた
誰も連れていけないよ 空の上には
形あるなしに関わらず 悲しみさえ 覚えてはいない
君もいつか
僕もいつか
命の旅を終えて
やがて星になる。