支え合うのが人ならば棒きれ二本が繋がっているだけの人という字はたまにすれ違うのもまた人だと思う背中を向けて お互いがお互いに体重を預け合うそんな姿だけが人ではなく時には知らんふりをして 己を考えることもまた人だ。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]