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どるとるの部屋


[4969] 月光浴
詩人:どるとる [投票][編集]


月の光を浴びて 涙をお空に 返すのよ

押し寄せる 感情の波 引いてゆくのはこの窶れた命

時の渦潮 くるくる 回って 二度と戻らぬ旅をする

そして 再び 夜はやって来て 誰かしらを悲しみで包むのよ

朽ち果てた 廃屋で見る 甘い夢の終わりはあなたの声

箱庭のような 部屋に 感嘆のため息がもれる

陽の光に 濡れた命を 浴びさせて 乾かすのよ

繰り返す言い訳と皮肉の終着駅は空の上さ。

2014/01/30 (Thu)

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