君の姿を 重ねてみる
僕のほほを ゆっくりと優しく 流れる
雨のひとつぶに
戻っておいでと 言ってみたってさ
君はもう どこを探してもいないのに
なぜだろう もう取り戻せないと
知ったときにはじめて君のあの涙の
意味を 知ったんだ
街並みを濡らす雨よ
僕の思い出も洗い流して
どうしてだろう 大切なものから ひとつずつ消えてく
窓を ゆっくりと優しく流れる
雨のひとつぶに
僕は君の面影をみた
さようならは勇気がいる言葉さ
胸を引き裂く言葉さ
だけど今、言うよ
さようなら。
2014/02/15 (Sat)