詩人:どるとる | [投票][編集] |
陽射しの中に 咲いている笑顔
「当たり前」の中にある幸せが僕に
そっと微笑んでいる
ありがとう ばかり言う僕に君は言うんだ
お礼なんていらない だから一緒にいてねって 僕はうなずいたよ
絶えず落ち続ける
時の砂時計
誰にも止められない
積み重ねる日々 思い出を焼き付けて
見えない 心に 忘れないようにと
人が 笑いながら 時には泣きながら
必死の思いで 生きた時間を足跡のように刻み込んでいる
その瞳の奥に 揺れている不安
なんでもないって嘘をつかれたって
僕にはわかるんだよ
最近 見えない心の奥まで見えてしまう
見たくない人の汚さや狡さが 垣間見えてしまう 時があるんだ
人の中で人であろうとすると 人ってものが時々 わからなくなる
迷い悩み苦しみ 日々試行錯誤の毎日
大切なもの かけがえのない人たち
なんてことのない毎日を幸せだって
思える瞬間がほんの少しあるだけ それで 僕は歩いて行ける
ありふれた 出来事の数々
ちっぽけな事がうれしくって 悲しくって 今日もまた
何かを得て 何かを失ったんだろう
絶えず落ち続ける
時の砂時計
誰にも止められない
積み重ねる日々 思い出を焼き付けて
見えない 心に 忘れないようにと
人が 笑いながら 時には泣きながら
必死の思いで 生きた時間を足跡のように刻み込んでいる
終わりある 物語を
誰かと読みふけっている。