見てごらん日が暮れる 誰かの声がする「さよならまた明日ね」歩道橋から見ていた沈む夕日 きれいだね悲しみは悲しいまま苦しみは苦しいまま何ひとつ変わらないのに何ひとつ変わらないのが またいい幸せも変わらないから痛みを残したままで空は暮れゆくポケットに押し込んだ涙きらり 光って 時のレールを 走ってゆく列車が今日という駅を通り過ぎて明日を目指し走ってく僕は明日には行けない 明日の僕には会えないここでさよならさ。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]