詩人:どるとる | [投票][編集] |
青く広がる 空の向こうに
たくさんの物語があるのです
僕は見つめてる 僕は聞いている
僕は見抜いている 僕は聞き取っている
物語に物語が重なった物語
誰が読むのか 誰が書き綴るのか
それはわからない 誰ひとりわからない
物語に物語が書き足されてゆく
君が生まれ そして死んでゆく
代わりに始まる誰かの新しい物語
今日の君が生きる 明日の僕の物語と繋がって そこに朝や夜が生まれる
開かれたページ空白を埋めるのは
あなたの刻んだ足跡
空の彼方へ 遥か最果てへ続いてく物語
終わりなんてまるでないみたいだな。