詩人:どるとる | [投票][編集] |
期待を込めて開いた地図にはなぜか「未来」とだけしか書かれてなかった
何もかも自分自身で決めなきゃいけない未来
このままでこのままでいいのかどうなのか考えながら
未来の正解と不正解をそれぞれ探してる
旅をするように
僕は生きてゆくよ
君は果たしてどんな旅をするのだろうか
人のことばかり気になる僕は自分の未来からなぜか目をそらして都合よく笑ってる
それでも未来の地図にいつか夢という文字を書かなければならない日が来るから
どんな未来でも居場所を見つけないと生きられない
だから未来地図
描いているのだろう
目には見えない道順を日々書き足しながら
僕らは見えるはずもないゴールに向かって一本の線を引いてゆくのさ
あみだくじみたいに入り組んだ迷路のような日々を歩き続けても最後にたどり着く場所はたったひとつの未来だけ
ああ 僕の未来はどんな未来なんだろう
恥ずかしながらまだわからないけれど
描いてるさ
描いてるさ
こんな僕でも
未来に続く道のりを描いた 未来地図
いつか完成するまで描き続けるんだ
死ぬまで続く道のりを描く 未来地図。