くるくる くるくる彼の世と此の世の境に流れる川のほとりで回る風車 気が滅入るくらいくるくる くるくる彼の世に向かう此の世の世情を悲しむように回る風車 風もないのに回る風車誰のためなんだろう風吹く前に風も無視して回る風車何のためなんだろう くるくる くるくる回っているけれど。
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