たとえば僕が死んだとしたら一体誰が僕の死を悼んでくれるだろう友達も恋人も家族もいないとしたらきっと僕はたった一人空に昇るだろう雨が降る 日が陰る街並みは 静けさに包まれて代わりに傘の花が咲き乱れるどこに行こう どこまで行こう誰と行こう 誰とでも行こう僕のまま あるがまま生きていこう 生き続けて行こう僕が死んだら きっといちばん悲しいのはほかの誰でもない僕自身だろう僕自身だろう。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]