なんとなく気づけばほらあかね色の夕暮れが空を燃やしてるたいしていいことなんて無かったよそれでも振り返ると泣きたくなるほど今日は うれしくて でも悲しくてたくさんの記憶で胸の中はいっぱいなのさ歩道橋の上から見える沈む夕日ここからの眺めがいちばん好きなんだふいに耳をすますと聞こえる 鈍い感じの始まりの足音が明日へ向かって 遠ざかってゆくまるで僕について来いと言わんばかりにだから、行くのさ諦めた見果てぬ夢を追いかけるように。
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