乾いた 何かをそこそこの大きさの水を吸うパンのような何かを人は抱いて途方もない道のりを歩くのだろう窓の外の憧れと今は届けられない別れの言葉と多少の犠牲と古びた地図を見つめている緑の中にそっと見え隠れする淡い刹那色僕らは誰もがひとりぼっちの寂しさを知ってる夜がさわぐなら朝を遠ざけてるこのくだらない不安を消して下さいな例えばパンを片手に希望って 届かない星を夜明けに期待してるんだ。
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