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どるとるの部屋


[560] はじまりのうた
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


僕のすべてはこの場所から始まった
めでたしとは多分いかないだろう
それでも僕は意を決して生きていくのだ
はじまりのうた
いつでも口ずさみながらはじまりの街からはじまりの街へと旅をするように日々暮らす
僕にとって今日が来ればいつでもそこははじまりの街ではじめての景色なのさ
記憶には昨日と同じ街でも僕は昨日の僕とは違う 今日は今日の新しい僕だ
だからその新しい僕で新しい街から新しい旅に出よう
はじまりのうた 再び口ずさんで不器用な僕は変わらなくても
はじまりのうた 響け 心に 心に

はじまりはいつも夢から覚めた時に訪れるから。

2009/11/22 (Sun)

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