詩人:どるとる | [投票][編集] |
不思議だな 心が悲しいと 僕の顔も泣き顔になる
不思議だな 心がうれしいと 僕の顔は笑い顔になる
だけど時に人は心にまで嘘をつくのか
顔だけじゃわからない
少しずつ嘘がうまくなって いつか心は汚れきって誰かを傷つけてしまうかな
僕の心が 嘘をつくなら
嘘つきの僕を 絵に描いてみよう
きっと 悪い顔をしてるだろう
きっとそんな顔を見たら
思い直すだろう こんなんじゃだめだって
描いたように 生きてるままに自画像は僕の心を書き写す
ほらね 嘘をついても君は君を偽れない
不思議だな 誰かを憎むと 僕の顔は嶮しくなる
不思議だな 誰かを思いやると 僕の顔は優しくなる
人を憎むより人を思いやるほうがいいのに
どうしてそれだけじゃ生きれない
何度も何度でも 考えても 気づけば誰かを憎んでる
気づけば誰かを傷つけてる
誰かの心が 見えなくなったときは
見えなくなったその痛みを
自分の痛みと同じように考えてごらん
きっとそうすりゃ見えないものも
すぐに見えてくるだろう
人の痛みを知るのには計算なんかいらない
心をつかって誰かのことを強く思うだけでいい
心で描いた自画像は本当の君を描いてる
僕の心が 嘘をつくなら
嘘つきの僕を 絵に描いてみよう
きっと 悪い顔をしてるだろう
きっとそんな顔を見たら
思い直すだろう こんなんじゃだめだって
描いたように 生きてるままに自画像は僕の心を書き写す
ほらね 嘘をついても君は君を偽れない。