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どるとるの部屋


[5675] 雲をつかむ話
詩人:どるとる [投票][編集]


僕は何を探しているんだろう
或いは何を 求めているんだろう
わからない わからないけど
名前や形さえも無い何かを探してる

夜の闇の中に 手を伸ばしてごらん
何かをつかまえられるだろう
でもその何かは感触なんて
わかりやすいものはないんだ

だから すぐに人は忘れてしまう

見えず聴こえもしない
ましてや触れらやしない
何かをなくしたよ

それは 手のひらでつかめるものじゃない
いうなれば心でつかまえるものだ
誰もが つかまえられるものじゃない

でも誰もが 手にすることが出来るものだ

僕は 何も 知らない
肝心なこと以外は

でもそれだけ知ってれば上等だよ
雲だってつかむことが出来る

感覚に働きかけてごらん
五感が君に力をかしてくれる

見えず聴こえもしない
ましてや触れらやしない
何かをなくしたよ

それは 手のひらでつかめるものじゃない
いうなれば心でつかまえるものだ
誰もが つかまえられるものじゃない

でも誰もが 手にすることが出来るものだ

いつも 手にしているのに気付かないんだ

それは持ってないのと同じことだ

雲だって 星だって
持っていると思えば
いくらだって
つかまえられるのに

目に映るものや耳に聴こえるものしか信じられないのは寂しいだろう?

2014/08/10 (Sun)

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