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どるとるの部屋


[5722] 夜はまるで
詩人:どるとる [投票][編集]


夜は果てへと 果てへと伸びていく
闇を広げて 広げてゆくんです

それは夜が 朝をめざして歩いているから

どこまで行くのか
どこから来たのか
わからない

連れて行こう 悲しみも 消えない痛みも
引き連れて行こう
伝えきれない言葉も さよならの意味も

すべてがすべて 意味があるわけじゃない
それでも すべてがすべてに光を持たせてる

それはきっと 僕らが生きているということを 肯定してる

夜はまるで そんな僕らの 命を運ぶ箱船

夜はまるで そんな僕らを 哀れむまなざし。

2014/08/18 (Mon)

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