詩人:どるとる | [投票][編集] |
晴れた日には洗濯物を干そう
雨の日には 部屋でトランプでもしよう
喧嘩をしたらなるべくすぐに
仲直り出来るように僕から謝るよ
白いシャツが 風に揺れて
庭ではためいてる
時々 台所で夕飯の準備してる君を気にしてる
多分 愛なんて大げさに言っているけど
そんなたいそうなものじゃなくて
ただ お互いを思いやる そんな当たり前なことを
それらしく 言っているだけ
欲しいものはたくさんあるけど
君に比べたら そんなものは全て
色あせてしまう 君がいればそれでいい
最近僕はそう思い始めているんだよ
昨日見た夢の続きを話そう
たとえば君のために煙草をやめよう
愛してたって不思議なもんで
すれ違ったり ひどい言葉で傷つけたりする
誰かが 飛ばしたシャボン玉が
ぷかぷか浮かんでる
どっかの猫が迷い込んできて 縁側でひなたぼっこ
確かなものなんて僕にはわからないけれど
ただひとりの誰かのことを愛する
嘘や言い訳で つくられたような世界の中で
それだけは確かだと言える
オレンジみたいな 夕日がひとつ
ゆっくり沈んでいくのを見てる
切なくなる ちょうど夕飯ができる
幸せが咲く場所を僕は知っている
当たり前なこと 笑っちゃうような
くだらないことの全て その一つ一つに
灯ってる あたたかな明かり 僕はこれからもその中で 笑ってたい
多分 愛なんて大げさに言っているけど
そんなたいそうなものじゃなくて
ただ お互いを思いやる そんな当たり前なことを
それらしく 言っているだけ
欲しいものはたくさんあるけど
君に比べたら そんなものは全て
色あせてしまう 君がいればそれでいい
最近僕はそう思い始めているんだよ。