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どるとるの部屋


[5781] 通りすがりの恋だから
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かのことを 愛すること
或いは誰かに 愛されること

そんな幸せに 僕はいつも照らされてた

恋をして 傷ついて
人を思うことを知って
かなわぬ思いを抱いて
恋をすることの喜びと悲しみを知りました

通り雨に遭ったようなそんな出来事だと
笑うことが出来るかい?

だけど僕はこの思いにだけは嘘をつくことが出来ないよ

だって君が好きだから

手をつなぐと ただそれだけで
伝わるぬくもりが全ての答えさ

ほらね魔法のよう 見る間に変わってく

桜が咲くときも散るときも一緒だった
なんとなく言葉にしなくても
顔を見ればわかったよ 隠した寂しさも

通りすがりの恋だから 人はそう言うけれど僕はそうは思わない

あなたと積み重ねた思い出の多さの数だけ悲しみは深く

この胸を えぐるのさ

朝の光の中に とけてる君の面影が
いつも優しくて 僕はまだ前に進めなくて

通り雨に遭ったようなそんな出来事だと
笑うことが出来るかい?

だけど僕はこの思いにだけは嘘をつくことが出来ないよ

だって君が好きだから

ずっと君が好きだから。

2014/09/02 (Tue)

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