僕の中 君の中 巡る血潮が運ぶ命ほらね 魔法のよう 当たり前に繰り返されるすべてに意味があるような 不思議そして僕はまた今日を読み終えてしまう昇ったそばから 沈んでいく太陽よ何を急かすことがあるのか 時間はやがて尽きていくのにそれでも僕は どうしようもない何かに突き動かされるように次々にページを捲るいつか僕は自分という物語を読み終わる。
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