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どるとるの部屋


[5803] 世界にたったひとつのプレゼント
詩人:どるとる [投票][編集]


僕は 不器用だし だめな奴だけど
君のためなら たとえ火の中 水の中だよ
泣きながらやっと伝えた言葉は
途切れ途切れだったけど君は笑って
「うれしい」って言ってくれたんだ
傷だらけで泥だらけのこんな気持ちを

ありがとうだろうか
愛してるだろうか
夜通し寝ないで考えた愛の言葉
やっぱり どんな言葉でも 気持ちを込めた言葉なら伝わるはずと
僕は ありのままの気持ちを君に 届けたよ
それは多分ね 君しか持ってない
世界にたったひとつのプレゼント
これからも君以外にあげる予定はない

僕は 勉強もだめ 運動もからきし
君が笑うとね 悲しいことなんか忘れてしまう
いろんな君を僕は知っているはずなのに
はじめて会ったようなドキドキの中
「好きって言う気持ちを伝えるだけで恥ずかしい」何も恥ずかしがることなんてないのに

言葉交わすように
挨拶をするように
簡単に伝えられるくらいならいいのに
自分のだめさを痛いほど知っている僕はすぐに弱気になってしまう
それでも僕には君以外見えないんだ
それはね 誰もが持っている
世界にたったひとつのプレゼント
いつか遠い未来で紐解くんだ

人から 人へと 運ばれてゆく 目には見えない贈り物さ
まだ 持ってない人がいてもね これから誰かのために
必ず 持つ日がやって来るから その日を待とう

ありがとうだろうか
愛してるだろうか
夜通し寝ないで考えた愛の言葉
やっぱり どんな言葉でも 気持ちを込めた言葉なら伝わるはずと
僕は ありのままの気持ちを君に 届けたよ
それは多分ね 君しか持ってない
世界にたったひとつのプレゼント
いつか遠い未来で紐解くんだ。

2014/09/13 (Sat)

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