ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 光らない太陽

どるとるの部屋


[586] 光らない太陽
詩人:どるとる [投票][編集]


ねえ 僕の存在は
まるで光らない太陽かい?
光ることができるのに光らない太陽かい?
たとえそうだとしても光らない太陽でいたい
光らない太陽でいい

なぜか そんな気持ちが光った1日
僕という太陽はいつまでも光らないけれど
なぜか そんな気持ちだけは光ることができる

それはとても小さい されど僕にはかけがえのない欠くことができない希望なのです

光らない太陽は僕の光なのです
強がりでも言い訳でもなんだっていい
ただそれは僕の光なんだ
目映い光にも勝る光なのです

太陽は光らないけれど
無意味じゃない

だって僕はこんなにもいい気持ち

その太陽は人の心を照らす太陽
光らないようで光っている
僕の中で あなたの中で
光ってないようで光っている
ほら 全ての人の中で
キラキラと ただキラキラと光っている。

2009/11/25 (Wed)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -