沈む夕日をひたすら待っている
くだらない会話がいつまでも続く
カントリー映画のワンシーンに
重ねて見てるあの景色
ありきたりな有り様に僕は執心で
どこまでも続いてる麦畑は 今やもう寂しいばかりで
だけどあの人の優しい声は季節を惑わして 僕にいつでも変わらぬ優しさをくれる
熱いくらいのぬくもりがこの手に燃えている
日暮れを待って 僕はひたすら家路を辿る
チャイムもとうに過ぎた頃に帰り着く
幸せのドアが開けば
そこにはいつまでも変わらない笑顔が傷ついた僕を包み込む。
2014/11/24 (Mon)