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どるとるの部屋


[5923] 日暮れ待ち
詩人:どるとる [投票][編集]


沈む夕日をひたすら待っている
くだらない会話がいつまでも続く

カントリー映画のワンシーンに
重ねて見てるあの景色
ありきたりな有り様に僕は執心で

どこまでも続いてる麦畑は 今やもう寂しいばかりで
だけどあの人の優しい声は季節を惑わして 僕にいつでも変わらぬ優しさをくれる

熱いくらいのぬくもりがこの手に燃えている

日暮れを待って 僕はひたすら家路を辿る
チャイムもとうに過ぎた頃に帰り着く

幸せのドアが開けば
そこにはいつまでも変わらない笑顔が傷ついた僕を包み込む。

2014/11/24 (Mon)

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