詩人:どるとる | [投票][編集] |
赤く燃える夕日が沈む頃 君は帰り道を歩いていますか
わけもなく切なくなったり寂しくなるのは
気のせいじゃないです
誰かの手が 僕の手を優しく握ってくれる
この手に伝わるぬくもりが 心まで届いたら
幸せだって 言葉にしたいよ そう思うんだ
わかってても 当たり前なことでも
ちゃんとあなたに伝えたいから
夕日が沈んでもまだ瞼の裏や胸の隅にさっき見た
夕日の赤い色や寂しさや切なさが燃えているのは
それはきっと夕暮れ色の置き手紙だ
封を切って開けばまた何度も日は昇る
幸せだって 気づく前から 幸せだったよ
何気なく繰り返す毎日が すべての答え
あなたにだけはわかっていてほしい
ぽつんとたたずむ 長い影が揺れて
物憂げに 見上げた空に 星が流れてく
このぶんじゃ明日は 晴れだね
幸せだって 言葉にしたいよ そう思うんだ
わかってても 当たり前なことでも
ちゃんとあなたに伝えたいから
僕はあなたが好きだということを
いつでもあなたにわかっていてほしいから
精一杯手を伸ばす
その先にある愛を抱きしめる。