詩人:どるとる | [投票][編集] |
沈むように 落ちるように眠った
目覚めればもう窓の外はすっかり夜で
あたためていた思いを唇にのせて声にしたのに
下手くそな言葉になったよ
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
うまく言葉にならないからね
とりあえず繕うよ 糸と針で縫うように
隠せずにはみ出した傷跡が 雨に濡れてる
誰かの優しさがしみるよ
どこまで行っても 闇ばかりだな
だけどその中に灯る見えない光
あなたは何も言わずに笑ったままで
いつも悲しいときはには勇気をくれる
ハンカチを差し出してくれてるみたいさ
難しいことは何もわからないしわかろうとも思わないけど
ただ「あなたがいること」
それだけが僕の光
どこまでもただ 暗い夜だ
だけどなぜかやさしい夜だ
世界は僕に笑ってくれてるだろうか
せめて傷ついた僕らに嘘でもいいから
生きることは間違ってないと教えてよ
君をどこまでも愛せるように
君にいつまでも愛されるように
二人がいつまでも二人でいれるように。