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どるとるの部屋


[5971] ぼんやり
詩人:どるとる [投票][編集]


寝過ぎた夜は ただいつも 時の重さに押しつぶされるだけ
振り返れば なんて素敵な毎日だったんだろう 僕は気付く

こんなふうに こんなふうに ぼんやりしている時間が間違いなく幸せと呼べたなら
きっと僕は幸せになれる

無意識に咲かせた花よ 君の中でだんだん 思い出になる
押し寄せるさざ波に僕らは たどり着く夕暮れ 帰り道

こんなふうな こんなふうな なんでもない気持ちが 本当は宝物だって知っている
もう少し早く気づけたなら

きのう降った雨に 道に落ちてる水たまりに 映ってるあの日の私

こんなふうに こんなふうに ぼんやりしている時間が間違いなく幸せと呼べたなら
きっと僕は幸せになれる。

2014/12/27 (Sat)

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