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どるとるの部屋


[598] 夢見日和
詩人:どるとる [投票][編集]


妄想とは違う夢を見ているよ
イヤなことがわんさかある
こんな世の中でも
夢を見るときは誰もが笑顔で夢見れる
小さな頃に見てた夢
大人になってから見てる夢
僕の夢は叶うのかな
流れ星にちょっと祈ってみたくなった

神頼みの行く末
待つまでもなくわかる僕の努力と頑張りの無さに夢も呆れて帰って行く始末
夢見日和 悲しいままに早くも閉幕と相成ります

それでいいんだ。
なぜか思うよ
夢は夢のままで
現実には届かずに
言い訳じゃない
言い訳じゃないけど
僕はそう割り切って
夢の終(つい)に目蓋を閉じた
悲しいばかりの夢見日和 まさに夢幻のように僕からさよならを言い放った
選んだ未来の中
僕はただ繰り返し生きるだけ
たまに笑い 多くは泣いて
そんな日々をひっそりと暮らす
それもいいかな。
なんて笑ったよ
さよなら 夢よ
叶える気もないのに
夢を見てしまってごめんよ ただ 君の匂いを嗅ぎたかったんだ
なんてね 泣いた。

2009/11/28 (Sat)

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